弔電:文章の書き方、使わないほうがいい言葉、敬称

 

弔電(読み方|ちょうでん)の文章において、相手にとって失礼にならないように、お悔やみでは使用をひかえるべき言葉使い、文章表現にならないよう注意が必要です。

電報弔電|本文の書き方

控えるべき言葉

 お悔やみ電報では故人や遺族に失礼にあたらぬよう言葉や言い回しには気をつけることが必要です。「重ね重ね」や「たびたび」などの繰り返す言葉は不幸を繰り返すことを連想させるので「忌み言葉」となりますのでご注意ください。

 

 また宗教によっては不適切な言葉がありますので、そのような言葉はお悔やみ電報を送る際には避けてください。また、使われる敬称にも注意が必要です。

 

弔電の文章の中に、使わないほうがいい言葉

言葉-1弔電では直接的な避けます。
例えば:「死亡」・「死ぬ」・「生存」・「生きる」などの直接的な言葉。
「死亡」は→「ご逝去」に、「ご生存中」は→「ご生前」に、「生きているころ」は→「お元気なころ」へ表現を変更しておきます。

 

言葉-2使用を避けたい言葉もあります。
例えば:「また」・「たびたび」・「しばしば」・「返す返す」という言葉は使用を控えます。それらの言葉には、不幸が再び来るという意味が含まれていると思われています。

 

言葉-3その他にもあります。
例えば:「再三」・「かさねがさね」・「くれぐれ」なども使用を控えるようにします。やはり、それらの言葉には、不幸が重なるという意味に通じるところでしょう。

 

=忌み言葉・忌語=

・不幸が続くことを連想させる言葉
重ね重ね/たびたび/いよいよ/またまた/次々/ますます/つくづく/返す返すも/再三再四/重々/皆々様/再び/再度/また/つづいて/負って/つづける/繰り返す/重ねる
・悪いことを連想させる言葉
とんだこと/とんでもないこと
音が不吉な言葉
九(苦しむに通じるため)/四(死に通じるため)
・直接的に生死をあらわす言葉
死亡/死ぬ/生きている
・神道やキリスト教には不適切な言葉
冥福を祈る/ご愁傷様/供養/成仏/往生/冥途

 

弔電で使われる敬称
通常の場合 弔電の場合
父親 ご尊父(そんぷ)様、お父様、お父上(様)
母親 ご母堂(ぼどう)様、お母様、お母上(様)
祖父 ご祖父(そふ)様、おじいさま
祖母 ご祖母(そぼ)様、おばあさま
ご主人様、ご夫君様
ご令室(れいしつ)様、ご令閨(れいけい)様
息子 ご子息(様)、ご令息(様)
ご息女(様)、ご令嬢(様)
御兄(おにい)様、○○(名前)様
御姉(おねえ)様、○○(名前)様
御弟様、○○(名前)様
御妹様、○○(名前)様
家族 ご家族様、皆様、ご一同様

 

弔電 文例:用途に合わせた具体例

 
お悔やみ・法要

 

>一般
一般の文例)>SN01〜OR08

ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

 

>ご尊父・お父様(受取人の実父が亡くなった場合は「ご尊父様」を使用します。)
ご尊父・お父様の文例)>ST07〜OR18

ご尊父様のご逝去の報に接し、
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
心からご冥福をお祈りいたします。

 

>ご母堂・お母様(受取人の実母が亡くなった場合は「ご母堂様」を使用します。)
ご母堂・お母様の文例)>ST15〜OR25

ご母堂様のご逝去の報に接し、
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
心からご冥福をお祈りいたします。

 

>ご岳父様(受取人の奥様のお父様が亡くなった場合は「ご岳父様」を使用します。)
ご岳父様の文例)>ST75〜ST80

ご岳父様のご逝去の報に接し、
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
心からご冥福をお祈りいたします。

 

>ご丈母・ご岳母(受取人の奥様のお母様が亡くなった場合は「ご丈母様」または「ご岳母様」を使用します。)
ご丈母・ご岳母様の文例)>ST81〜ST98

ご岳母様のご急逝の報に接し、驚きを禁じ得ません。
ご遺族の皆様のご傷心を思うと、涙がこぼれます。
心から哀悼の意を表します。

 

>ご主人・奥様
ご主人・奥様の文例)>ST23〜OR55

ご主人様のご逝去の報に接し、
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
心からご冥福をお祈りいたします。

 

>ご子息・ご令嬢・お孫様
ご子息・ご令嬢・お孫様の文例)>ST29〜OR43

ご子息様のご逝去の報に接し、
謹んでお悔やみ申しあげますとともに、
心からご冥福をお祈りいたします。

 

>ご祖父
ご祖父様の文例)>SJ01〜SJ07

ご祖父様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

 

>ご祖母
ご祖母様の文例)>SB01〜SB07

ご祖母様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

 

>社長・会長
社長・会長の文例)>ST37〜OR48

○○社長様のご逝去の報に接し、
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
心からご冥福をお祈りいたします。

 

>社葬
社葬の文例)>CF01〜CF05

貴社○○様のご逝去を悼み、
謹んでお悔やみ申し上げます。

 

>キリスト教式
キリスト教式の文例)>ST66〜ST74

神の御許に召されました○○様を偲び、
ご遺族がこの悲しみに立ち向かい
たくましく歩んでいかれますことをお祈りいたします。

 

>法要・慰霊祭
法要・慰霊祭の文例)>ST45〜OR53

○○回忌のご法要に際し、あらためて悲しみがつのります。
ご生前の面影を偲び、遥かにご冥福をお祈りいたします。

 

弔電 文例

 

 
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